高専に入学はあり?卒業生が語るメリット、デメリット

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新学期を控えている方々、こんばんは。
どうも、高専卒業生です。

中学3年生、高校3年生の方々は進路決めの時期ですね。人生の分岐点です。
進路によっては自分の将来が大きく決まります。不安になる人も多いと思います。

中学時代、私も悩んでいました。
ぶっちゃけ、やりたい仕事も決まってないし、行きたい学校もありませんでした。

なにせ、当時はポケモンの4世代乱数調整をしていたり、スマブラXでバグの研究をしまくってた根暗クズです。

しかし、両親が60を迎えていましたし、大学受験や就職活動がイヤだったので”なんとな
く”高専を選びました。
(当時、就職氷河期の報道も多々ありました)

高専に5年間通い続けましたが、高専はいいところです!!色々な意味で。

高専って聞いたことあるけど、どんなところだろう?
高専に行くとどうなるんだろうか?
そんな疑問に、何かヒントになればと思って書きます。

そもそも高専とは?

高専は「高等専門学校」の略で、ほとんどが国立の学校です。

高校の3年間と短大の2年間を合わせた5年間を学生として過ごします。
その5年間で電気・情報・機械といった専門的な技術を教わります。これがあるから就職率が高い!!!

また、偏差値も半数以上が60を超えている学校です。
https://www.minkou.jp/hischool/search/k=%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AD%A6%E6%A0%A1/

「偏差値の高い学校のほうが面白いヤツが集まりやすい」という傾向があります。良い意味で頭のネジがイカれた連中がたくさんいて面白いですよ^^

高専は5年制

上記でも述べましたが、高校3年間、短大2年間の計5年間を学生として過ごします。少し早い大学デビューみたいなものです。5年で卒業した際、短大卒の資格をもらえます。

私が一番メリットだと思っているのは、3年生から4年生に進級するときです。
高専の場合、3年生から4年生に上がる際に大学受験のようなものがありません。

ちゃんとした成績を取っていれば、自動的に短大に入学できるようなものです。
(ちゃんとした成績が取れるかは置いといて)

ですが、大学受験がないので、同年代より学力がないと言われます。
しかし、私はそれでよいと思います。

頭が悪いのは不利な人生ですが、社会に出ても使わない勉強を強いられる方が私はデメリットだと思います。

さらに、受験は合否によって進路も大きく変わります。受かるか否かのプレッシャーと戦わない方が不安も減りますし、心のゆとりが保てます。
同年代が受験勉強をしている間、別のことに力を割けると考えればメリットになります。

高専卒業後の進路について

進路は、就職か進学の2パターンになります。
就職の場合、学校からの推薦などで、大手や中小の就職試験を受けます。
進学の場合、編入して大学3年生になる人が多いです。

学校のHPに卒業生の進路が載っているところが多いのでチェックしましょう。
https://www.tokyo-ct.ac.jp/position_offer_information/graduated_course/

私は5年で卒業した後、すぐに就職しました。高専は就職が楽です。大体が学校からの推薦になります。
赤べこみたいに説明会でうなずきまくる作業も必要ありません。

学科にもよりますが、入学した時点で業種が大体定まります。”良くも悪くも”工業系がメインです。

というのも、進路を”大きく”変えるのが少々難しいです。
「芸術系を勉強したい」とか「学校の先生になりたい」など、希望進路が大きく違う場合が厄介です。
その場合、3年生の時に大学受験をし、ほかの大学に入学する必要があります。
追い打ちをかけますが、高専の授業は進学向けではありません。なので、同世代の受験生との差を埋めるのは難しいです。

ただ、社会に出てもやり直しは効きます。社会に出てから自力で大学に行くなり、資格を取るなりできます。

私自身、芸術関係にかなり興味が沸きました。今思うなら、芸術系の学校に通って勉強したかったと思っています。
ですが、今日ではたくさんの教材に溢れ、勉強することは十分に可能です。社会に出てからでもチャンスはたくさんあります。
なので、進路変更の点に関してはデメリットとしては大きくないと私は思います。

高専の校則について

私の母校ではこれといった校則はありません。制服もありませんでした。
強いて言うなら、
・自動車、バイクを運転して登校してはいけない(過去に事故が多発したため)
・通学生は学内の寮に許可なく入ってはいけない
・校内でセックスするのはNG(退学した人もいました)
くらいですね。結構やりたい放題なんです。これがメリット、デメリット両方に傾きます。

実際に男女交際が行われた問題の場所
学校一怖い先生に見つかったらしい

特に大きく影響を与えるのは、持ち物の制限です。まったく制限がないのです。パソコン、スマホもOKです。
このおかげで、パソコンでプログラミングをしたり、資料を作ったりできるので、学生が伸びるような環境になっています。

なんと、ゲームもOKです!やったぜ。
これが悪影響を及ぼすケースが多く、休み時間にはデュエリストが集まったり、授業中にゲームをすることも簡単です。私もその一人です。楽しかったわー^^
(私のクラスで8人ほど進級できませんでしたが、そのうち3人ほどが原因がゲームです)
また、スマホゲームも大流行してました。授業中に下を向いている人は大体パズドラかモンストをしていました。

しかし、これは完全に規制するべきではありません。高専は香川県ではありません。
ゲームで生まれる思い出はたくさんあります。
学生時代に遊びを知っておかないと、生きる屍になり得ます。
ゲームで思い出を作る義務はありませんが、ゲームはよいツールです。

とまあ私情は置いとき、規制がないのもメリットです。自己コントロールの練習です。
言い換えれば自由時間に遊びすぎないようにする練習です。社会に出てから、言われずとも求められます。

なお、強制的な制限がないので、遊びすぎないようにしましょう。何事もほどほどに。

高専の教育について

高専は工業系の専門技術をたくさん学びます。それがすべて活きるとは言いませんが、仕事先でも役に立つでしょう。
私の同級生で電力系の会社に就職した人がいます。その人たちは高専で学んだことを使うという話も聞きます。特に会社指定の資格試験のときに活きるとのことも。
私の場合は専門技術を1ミリも使いませんでしたが、パソコン操作はかなり役に立ちました。

また、よく「高専の英語教育はクソ雑魚」と言われます。少なくとも、私の母校ではマジです。
英語に興味のある人は学校の範囲外のことを勉強しましょう。高専で敷かれた英語教育のレールはクソです。

さらに、大きなデメリットが2つありまして、
・システム上、バカになりやすい。
・生き方については教えない。

です。1つずつ解説します。

システム上、バカになりやすい。

高専の教員は長年同じ学校に務め、何十回も同じことを教えます。そのため、教員も手を抜くところは抜きます。
例えばテスト問題。実は過去問がかなり参考になります。
教員は過去問から問題を少し変えて出題することが多いです。ひどく素晴らしい先生では、過去問を変えずに出してくるレベルです。

学生の間でPDFとしてやり取りされます。
過去問が手に入る人脈こそ重要なのです。

また、高専では実験をするたびに「レポート」というステキ紙束を書き上げます。ちゃんとチェックする先生もいれば、コピペでも通る先生もいます。
これらにより、学生の考える力が弱まります。敷かれたレールにしか従うことができず、社会に出ても困るだけです(経験談)。

しかし、5年制の項目で述べたように、力の入れ所を変えたというとらえ方ができればよいです。楽した分、それで得た時間を有効に活用すればよいのです。これができるか否かで、成長度も変わります。これから入学する人は忘れないで下さい。

生き方については教えない。

就職については強いですが、就職した後の生き方については教えてくれません。わかりやすい例は「副業」について。

今の時代、副業をしないと生きていけない時代です。一つの会社に務めるだけでは生きていけません。
ですが、学校はそれについて何も言いません。学校と会社、両者にとって不利益だからです。
学校側の望みは「学生が会社に貢献し続けること」です。それにより、企業との関係もよくなります。

最近は副業を認める会社は増えてきましたが、だいたいの会社はNGです。
自分たちの会社に集中してほしいですし、副業が成功してしまったら会社を辞められてしまうからです。

そのこともあり、高専生には会社に務め続けてもらいたく、余計なことは教えません。
といっても、この問題は高専だけでなく、どこの学校も同じかもしれませんね。
それ以外にも、税金、失業、資産などのことも教えず、「就職して働き続けること」しか教えません。

これに関しては、学校外、会社外で学ぶ必要があります。いわゆる「プラスアルファ」の行動を求められます。

私は運良く会社に染まらず、良い人脈に恵まれたので辞めることができました。
また、ホリエモンの本を読み、独立して自由に過ごしている友人もいます。

学校は私たちの「就職」をフォローしてくれますが、「個人の人生」をフォローするわけではありません。
会社も同じで、私たちが働く場所を提供してくれますが、「個人の人生」をフォローしてくれません。

社会に出た後は「個人」です。いざというとき、自分を守るのは自分しかいません。
生き方を決めるのはあなたです。それを見つけるのが人生です。

まとめ

メリットデメリット
5年制大学受験なし同年代より学力が低い
→受験勉強で使う頭をほかに割こう
進路就職がしやすい大きな進路変更をしにくい
→社会に出てからでも大丈夫
校則緩い緩すぎる
→許される範囲でいろいろ経験しよう
遊びすぎないように
教育就職に関することは強いバカになりやすい/就職後のことは教えない
→人生の勝負どころ

ざっとこんな感じです。参考になっていれば幸いです。
高専はいいところなので、入学に迷ってたら挑戦してみましょう。

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