皆さんこんにちは
5月も終わり、6月になりました。コロナの影響も少しずつ緩められてきたと思います。
皆さんは何をされていましたでしょうか。
私はもちろんスマブラしていました。
元々使ってませんでしたが、キングクルールの使用率が1位になるほど対戦していました。
キングクルール使いやすいですわぁ
頭までもスマブラに染まってくると、仕事中にもスマブラのBGMが聴きたくなってしまいます。
いわゆる「作業用BGM」です。
なじみにある曲を聞いている最中はリラックスができます。作業効率が爆上がりです。
曲に関しては、こんな話もあります。
特定の音楽を聞かせると赤ちゃんが泣きやみ、リラックスするという話を聞いたことはないでしょうか?
その曲というのは、おなかの中で聞こえていた曲に近いのではという説があります。
ママのおなかの中にいたときに毎日耳にしていた音を赤ちゃんはきちんと覚えており、その音に安らぎや心地よさも感じているようです。
https://world-family.co.jp/cetimes/maternity/education/article-109.html
赤ちゃんがお母さんの中にいるとき、すでに周りの音を聞いており、しかも覚えているというのです。
赤ちゃんにとっては、おなかの中はいちばん安全で、リラックスできる空間です。
その中で「耳にしている音」は、無意識にも「安心できる音」として赤ちゃんは記憶します。
スマブラの曲が安心できる曲となってしまった今、私はスマブラはおなかの中でしていたに等しいかもしれません(違います)
冗談はさておき、スマブラBGMを聞いていく中で、ふと思ったことがありました。
「星のカービィシリーズってやばくね???」
スマブラにおける曲とは
スマブラには多くの作品が関わっており、数多の世界観が広げられています。
マリオ、ドンキーコング、ゼルダの伝説シリーズなどなど、多くの世界観があります。
各ステージには、そのシリーズの世界観を作り出すBGMが用意されています。
スマブラの曲といって連想するとき、多くの人はステージのことを考えるでしょう。
「神殿は長く存命できるステージだから覚えてる!」
「原曲知らねえけどアイシクルマウンテンは知ってる!」
「ビッグブルーは世界レベル!!怨!怨!怨!」
などなど、いろんな感想が出るでしょう。
曲というのはステージを色付けする存在で、その世界観を象徴するものでもあります。
昔のスマブラは、ステージごとに流れる曲がガチガチに決まっていました。
つまりどういうことかといいますと、同じマリオシリーズのステージでも、設定されている曲が別でした。
(マリオカートならマリオカートシリーズ、ルイージマンションならダークな曲)
それは、ステージの雰囲気に合うようにするためでした。
参考:スマブラXのステージごとのBGM
https://www.smashbros.com/wii/jp/music/music24.html
しかし、今は原作ごとに分かれ、同じシリーズであれば選曲が可能になりました。
幅がかなり広がりました。
おかげで、普段ないような組み合わせをすることができ、曲の楽しみ・新たな可能性の発掘ができるようになりました。
(ルイージマンションに『スーパーマリオUSA』とか良いミスマッチですよ♪)
昔はステージに合った曲が用意されてましたが、今は世界観に合わない曲までも味わえるようになりました。
「星のカービィ」シリーズのBGM
「星のカービィ」シリーズですが、なぜかイイ曲が多いんですよね~。
原作もやっているからこそ分かるのですが、何度も聞きたくなるものが多いです。
作品全体がすごく可愛らしいので、曲も明るいものが多いですね。
また、カービィを遊んでいると、どうしても忘れられないのがボス戦です。
この作品では、ボス戦BGMまでもがカワイイ!というわけではなく、ボスのイメージに沿ってかっこよく仕上げられています。
これはほかの作品と少し違う特徴かなと思ってます。
例えば、ファイアーエムブレム系はいっつも戦争をしています。マルスの悩みの種です。
戦争ものなので、通常戦闘もラスボス戦闘もカッコイイ曲で仕上がっています。また、メニュー画面や非戦闘時のBGMも雰囲気に合わせて、かっこよかったり落ち着いていたりします。
世界観が戦争ものであるがゆえ、カワイイBGMは入れにくいですね。
逆に、カービィの世界観は可愛いものの、敵がカッコよかったりするので、BGMのベクトルが広いです。
メタナイト、マルク、デデデなどなど、カッコイイ専用BGMを持つキャラが多いですね。
ボス戦は苦戦もするので、何度も挑戦したりします。ゆえに何度もBGMを耳にする機会が増え、激闘を繰り広げたBGMとして体が覚えていくのです。こいつのことは知らん
スマブラにおける「星のカービィ」のステージ
しかし、これをスマブラに入れるとなると少々壁があります。
カービィシリーズは可愛らしい作品なので、ステージも可愛らしいものが多いです。
スマブラ64「プププランド」 スマブラDX「グリーングリーンズ」
スマブラDX「夢の泉」 スマブラX「戦艦ハルバード」
スマブラ3DS「プププランドGB」 スマブラWiiU「洞窟大作戦」
見てのとおり、カワイイ感じのステージが目立ちます。
「夢の泉」はキレイ、神秘的といった感じで、ダークな色合いも含みますね。
「洞窟大作戦」はカッコイイですが、壮大さが生み出したもので、「戦艦ハルバード」のとはベクトルが違います。
また、「洞窟大作戦」の導入はスマブラの歴史では後半だということを頭の隅に入れておいてください。
カッチョイイ曲を原曲の雰囲気を残したまま導入すると、ステージの雰囲気が崩れてしまいます。
逆に、原曲をステージに合わせて可愛くアレンジする手もありますが、それでは原曲の雰囲気から外れてしまいます。
「カッコイイ」と「カワイイ」の双極による反発が生まれてしまいます。
そこで戦艦ハルバードの存在がカギになります。
カービィシリーズでもダークでクールな雰囲気を醸し出す戦艦ハルバード。
この存在により、カービィシリーズにもカッコイイ曲を入れても違和感のないステージが確立されます。
同時に、原曲からカッコイイ曲は可愛いアレンジをされず、味を残したまま導入されます。
導入されたカービィBGM
「戦艦ハルバード」の功績により、カービィシリーズの多くの名曲がスマブラに導入されました。
これが戦艦ハルバード初登場時の曲リスト。
シリーズの中でも多くのカッコイイ曲・ラスボス曲を取り入れることができてますね。
ただひとつ言わせてほしい。
『森・自然エリア』
なぜ、よりによって「戦艦ハルバード」で”原曲”だったんだ……。
(WiiUからは原曲が廃止され、新規アレンジに代わりました)
終わりに
ということで、カービィシリーズにおける曲のありかた、「戦艦ハルバード」のもたらした影響についてまとめました。
「戦艦ハルバード」のおかげで多くのカッコイイアレンジを聞けるので、本当にありがたいですね。
カービィシリーズの世界観をつなぎ留め、なじみのある曲を流してくれる「戦艦ハルバード」はもはやお母さんといっても過言ではありません。
つまり、私たちは「戦艦ハルバード」のおなかの中で過ごしたのも同然です。
「ま、私が親なんですけどね」
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